鬼は外、福は内!
立春の前日を節分といいます。節分は年に4回あります。特に立春が一年の初めと考えられれうことから春の節分がもっとも重視されてきました。
現在のお正月を迎えるのと同じで、前年の邪気を払ってしまうために対儺(ついな)の行事を行います。その代表が「鬼は外、福は内」といって行う豆まきです。
文武天皇の706年に疫病がはやり、多くの百姓が死んだため土牛(どぎゅう)を作り、疫病をはらったと続日本書紀にあるのが対儺の行事の始まり、室町時代に煎った豆で鬼を追い払う行事になりました。
最近ではほとんど見られない柊(ひいらぎ)の枝に鰯(いわし)の頭を刺し、戸口に立てます。
最近は豆まきが盛んに行われています。
これらは、季節の変わり目に邪気(鬼)が出てくるので、それらを追い払うために行うのです。
「祈祷(きとう)する」「邪気を祓う」ということは浄土真宗の教えになじまないことではありますが、私たちの心は常に「欲望」に満ちたやましい気持ちの固まりであります。
常に阿弥陀如来の本願を新事情土に生まれさせていただく身であることを喜べば、「祈祷したり」「邪気を祓ったり」ということに身や心を任せず生きていけるでしょう。